こんにちわ、おにぎりです。
今回は現地での運転免許の取得についてお話していきたいと思います。
国際運転免許証があるのになぜ現地の免許が必要?
おにぎりは最初は国際運転免許証さえあれば特に問題はないのではないかと考えていました。
しかし実際には以下の理由から現地の免許が必要となります。
- 法的な要件
- 身分証としての利用
- 交通ルールの理解
一つずつ見ていきましょう。
法的な要件について
まず法的な要件についてです。国際運転免許証は日本で取得してから1年間の有効期限があります。
しかし、アメリカでは州によって異なりますが、有効と見なされる期間は一般的に30日程度だったりします。
つまり、国際運転免許証の有効期限が短縮され、入国してから30日以内に現地の免許証を取得しないとそれ以降運転した時に違法とみなされてしまうわけです。
ちなみに、ニューヨーク州においては有効期限は3ヶ月のようです。
コネチカット州においては幸い有効期限の短縮はありません。
1年の有効期限をフルで使えるので、1年毎に日本に帰国して国際運転免許証を更新することも可能ですが、さすがに帰れなかったときのことを考えるとリスクが高すぎるので私は現地の運転免許証を取得するようにしました。
身分証としての利用について
現地の運転免許証はアルコールやタバコを買う時に提示することが求められます。
パスポートでも代わりはききますが、常にパスポートを持ち歩くことはリスクがあるので、できれば現地の運転免許証を取ったほうが心が身軽になるでしょう。
あとパスポートは嵩張りますが、免許証は財布に入るサイズなので、体も身軽になれます。
ちなみに、国際運転免許証は日本の運転免許証とセットで持ち運ばないといけないので気をつけてください。
どちらか片方だけでは無免許扱いになってしまいます。
交通ルールの理解について
これはマストというわけではないのですが、現地の学科試験を受けることによって交通ルールの違いについて理解することができます。
アメリカは日本よりも交通ルールが厳しいと感じますので、罰金もそうですが自身の安全のためにも学科試験を通してルールを学んだほうが良いとおにぎりは思います。
日本では特に気にもとめない道路脇の工事があるところで違反すると2倍の罰金支払わされますので気をつけてください。
これはコネチカットだけなのかな?
あと左方優先なるものがアメリカではないので、未だに私は時々混乱します笑
免許取得の流れ
アメリカでの運転免許取得の流れは以下のようになります。
- 学習許可証(Learner’s Permit)の取得
- 運転練習を行う
- 運転教習所(Driver’s Education)に通う
- 実技試験(Road Test)に合格する
学習許可証(Learner’s Permit)
多くの州では、まず学習許可証を取得する必要があります。
これを取得するためには、運転免許局(Department of Motor Vehicles:DMV)で適性検査と筆記試験を受験し、合格する必要があります。
筆記試験は日本と同じように交通ルールや道路標識に関する知識を試すものです。
学習許可証はいわば仮免許のようなものですが、運転免許証と同じように身分証として使用することができます。
発行されるカードも、運転免許証のカードにLearner Permitと書かれているだけで一見すると運転免許証と見間違えます。
ちなみにこれの有効期限は1年間です。
1年間もあるんだからゆっくり進めようとダラダラしている私は、駐在5月経った今でもこの後の過程を行っておりません笑
運転練習 / 運転教習所
安心してください。国際運転免許証をお持ちの方はここはスルーできます。
実技試験を受ける時に国際運転免許証を一緒に持っていけば問題なく実技試験を受けることができます。(とFさんが言っていました笑)
実技試験
運転練習を十分に行った後、実技試験に挑みます。この試験では、助手席に試験管を乗せて実際の道路を走行するようです。
合格すれば、運転免許証が発行されます。
こちらは私が免許を正式に取れたら別記事でまとめますね。
学科試験突破に向けての準備
私が行った学科試験の対策について書いて行こうと思います。
コネチカット州では25問中20問正解する必要があります。
過去に我が社で受けた人の中には落ちた人もいるようなので、気を引き締めていかなければなりません。
州によってはテストが日本語に対応しているところもあるようですが、コネチカット州は英語とスペイン語のみです。
最大の壁は言語と言っても過言ではないでしょう。
私が対策として行ったことはただ一つ。
DMVのアプリで過去問を100%正解できるまでただひたすら繰り返しただけです。
コネチカット州のDMVアプリはこちらからダウンロード可能です。
また、このアプリ内で試験の予約をとることが可能です。
その他の勉強法としては、こちらからDriver’s Manualを取得することができますので一読するのも良いでしょう。
残念ながら私にはその英語力は無かった泣
いざ本番!
さて、ばっちり100%取れるようになったので挑戦してきました。
まず最初の関門は適正検査(視力検査)です。
機械を覗いて側にいる試験管の質問に答えるよくある簡単な検査です。
しかし、しかし、試験管が何聞いてるのかわかんねぇ…
上から何番目の何個目は何色だい?的なのを聞かれた気がしたんですが、私が回答しても正解を聞いた反応じゃない…
見えてるんです!見えてるんですけど、何答えれば良いのかわかんないんです!って感じです。
視力検査で落ちることだけは避けたいと思い、必死にやり取りしました。
冷や汗かきましたが、何度かやり取りして何とか合格もらえました。
次は学科試験です。
パソコンの前に座らせられていざ勝負。
最初の数問は過去問と同じ内容だったので余裕でした。
これ楽勝じゃないかと思った矢先、そこから先はほぼ全て過去問にはない問題でした。
冷や汗をかきつつ必死に読み込み、回答を導きます。
TOEICの比じゃないほど集中しました。
後から隣に座った若いアメリカ人は、後から来たにも関わらず先に退席していきます。
ふ、これだから若い奴は。と思いつつ私は汗だらだらです。
ですが、結果は23問正解で合格!!!
ここ最近で一番うれしかった出来事です。
その後は、書類への署名と証明写真の撮影です。
証明写真の取り方について皆さんにオススメがあります。
ぜひメガネなどは撮って証明写真を撮ってください。
私は運転などのときは基本メガネをかけているのですが、日本と同じように証明写真はメガネ必須だろうと考えてそのまま撮影しました。
その後、出来上がった許可証を現地人に見せたところ、「メガネつけて撮った人初めて見た」と言われ笑われました。
そんな変なのかなと不思議に思いますが、後悔はありません。
ただ、現地人に笑われたくない人はぜひメガネは取ってください笑
今回の記事はかなり長くなってしまいましたね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
実技試験おこなったらまた記事にします。
それでは!